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8月12日・回答
国試対策・病理・疾患
○×で答えてください。大腸癌について答えて下さい。
1.好発部位は盲腸から上行結腸に発生しやすい。 ×
⇒S状結腸から直腸から約70%を占め、直腸は約50%を
占める。
2.大腸癌健診には、積極的に腫瘍マーカーである
CEAが用いられる。 ×
⇒便潜血反応が用いられる。CEA・P53抗体は術後の
管理に用いる。腫瘍マーカーで健診に用いられるのは
PSAの前立腺癌。
3.男性の罹患率は胃癌より高い。(2014年・がん統計) ×
⇒男女全体では大腸癌が最も罹患率が高い。男性は胃癌
肺癌、大腸癌の順である。
4.大腸癌の多くは扁平上皮癌である。 ×
⇒約80~90%は高分化~中分化腺癌である。
5.ヘリコバクターピロリの関与が高い。 ×
⇒ヘリコバクターピロリは胃癌の関与が高い。