より専門性の高い病理検査が可能に!

HPLは病理学的検査を専門に扱うHCL内の研究組織です。

組織診断においては、免疫組織化学染色なしでは診断出来ない時代です。
HPLでは、抗体を約180種類以上保有しています。 分子標的治療薬に対しての検査項目も充実しています。

Hyogo Pathology Laboratoryの頭文字を取りHPLとし、それぞれに

  • H=helpful (役に立つ)
  • P=precision (精度)
  • L=learn (学ぶ)

という意味を込めました。
兵庫、大阪、岡山と、隣接府県のお客さまのみならず、近畿・中国地方全域から他のセンターと協力し、広くご依頼をいただいています。

HPLは全国有数の専門性が高い病理学的検査が
可能な施設です。

  • PD-L1(22C3)・IHC法
  • ALK・IHC法
  • HER2・DISH法
[ 1 ] 西日本の検査センターで唯一
PD-L1/MMR・IHC法〉
効果が期待できる免疫チェックポイント阻害薬「キートルーダ」の投薬前検査としてPD-L1/MMR・IHC法が必要となります。
HPLでは現在(2023年8月時点)西日本の検査センターで唯一 実施可能であるPD-L1/MMR・IHC法の環境が整っています。
[ 2 ] 西日本の検査センターで唯一
ALK・IHC法〉
同じく肺がん治療が期待される免疫チェックポイント阻害薬「クリゾチニブ」の投与前検査として、ALK・IHC法が必要となります。
HPLでは現在(2023年8月時点)西日本の検査センターで唯一のALK・IHC法を実施できる環境が整っています。
[ 3 ] 西日本の検査センターで2社
HER2・DISH/FISH法〉
乳がん・胃がん検査でHER2・IHC法の結果が「2+」の場合、HER2・DISH/FISH法での検査が必要となります。
HPLでは現在(2023年8月時点)西日本の検査センターで2社のみ実施可能であるHER2・DISH/FISH法の環境が整っています。

HPLでは、これらの検査結果を、
従来必要としている日数に比べ、より早く報告可能です。

従来の病理検査でも
迅速性と精度向上を実現しています。

主な検査項目

  • 細胞診検査
  • 病理組織検査
  • 特殊染色検査
  • 免疫染色検査
  • その他
細胞診
染色標本を作製、顕微鏡で細胞の形などで癌細胞かどうかを判定します。
初回の検鏡は認定技師である細胞検査士が観察し、悪性を疑う症例は細胞診専門医が判断します。
組織診
採取された組織を検査技師が標本を作製します。手術時に摘出された組織は病理専門医と検査技師で処理を行います。病理専門医が検鏡を行い、良性・悪性、深達度などの病理診断を行います。